
「昨夜はよく眠れたよ」とお泊りいただいたお客様からフロントスタッフに対するお声がけ。私たちにとって、これ以上にうれしい言葉はありません。夜ぐっすり眠り、翌朝スッキリと目覚めることができたとき、きっとその日は、仕事に遊びに一日中元気に過ごすことができるでしょう。
私たちスーパーホテルは、快適な睡眠こそ元気の源だと考えています。そのために、大阪府立大学と協同で「ぐっすり研究所」を設立し、どうすれば快適な睡眠が得られるのかを科学的に研究しています。
ぐっすり眠っていただくために
スーパーホテルでは、ご宿泊いただいたお客様が心地よい眠りに就けるよう、寝具やお部屋の環境を整えたり、栄養バランスに配慮した朝食や天然温泉をご提供しています。例えば寝具では、7 種類の中から好みの硬さと高さを選べる枕や、低反発仕様のマットレスをご用意。お部屋の照明も睡眠に最適な明るさに設定するなど、お客様を快適な眠りへと誘う様々な工夫を行っています。
枕でぐっすり
お客様から「枕が変わると眠れない」というお声をよくいただきます。快適に眠るためには寝具選びがとても重要ですが、スーパーホテルの枕は、7 種類の低反発枕からお選びいただけます。枕選びのポイントは「高さ」と「硬さ」です。高さは、寝たときに頸椎の部分が自然なかたちに保たれること。硬さは、硬すぎると頭が安定せず、柔らかすぎると横を向いたときに息苦しくなりますので、自分に合った感触の枕を選ぶことが快眠への決め手となります。
マットレスでぐっすり
眠っている間、人は20〜30回ほど寝返りを打つといわれています。その回数が増えると眠りが浅くなり、何時間眠っても満足度は得られません。その原因の一つにマットレスの硬さが影響しています。硬すぎたり柔らかすぎたりすると、首から腰までのS字形のカーブが不自然に歪んでしまうため、体の位置を変えたくなってしまうのです。スーパーホテルの低反発マットレスは、適度な硬さでしっかりと腰を支えることで寝返りを少なくします。
照明でぐっすり
日が落ちて暗くなってくると、人の体は副交感神経が優位になり、活動から休息へとスイッチが切り替わろうとします。ところが、明るい照明の中にいると昼間の活動期と錯覚してしまい、うまく切り替わらないことがあります。結果的にそれが眠りの妨げとなります。そこでスーパーホテルでは、照明を少し「暗め」に設定しています。睡眠に最適な照度は30ルクス前後といわれ、副交感神経の活動を促進し、快適な眠りを誘うようにしています。
枕は7 種類からお選びいただけます
ふわふわポリエステル「快眠枕」〈やわらか・低〉白
低くやわらかな枕は、女性に好まれます。横向け用としてもご利用いただけます。
そば殻のようなハイプ「快眠枕」〈硬い・高〉青
ご家庭でそば殻などの枕をお使いの方や高い枕をお好みの方にお勧めです。
不思議なやさしさ「快眠枕」〈程良い硬さ・高〉緑
高い枕は男性向き。呼吸が円滑に行われ、いびきが解消できる場合があります。
不思議なやさしさ「快眠枕」〈程良い硬さ・中〉オレンジ
初めて低反発枕をご利用の方にお勧めします。
不思議なやさしさ「快眠枕」〈程良い硬さ・低〉ピンク
女性向きの枕。体圧を分散させ、血行を促し首や肩のコリをほぐします。
不思議なやさしさ「快眠枕」〈少し硬め・中〉紺
低反発材を使用していますので首への圧迫感を低減します。
脱臭効果と通気性抜群の「チャコリーブ枕」グレー
オリーブの活性炭を使用したマイナスイオン効果のある枕です。
快適な眠りを追求しています
スーパーホテルでは、「安全」「清潔」「ぐっすり」を品質保証のサービスとして、お客様に快適な宿泊空間をご提供しております。特に、「ぐっすり」については、大阪府立大学健康科学研究室との協同研究を重ね、質の高い睡眠を実現するために9 つの「ぐっすり」コンテンツを企画・開発し、ホームページ上で公開しています。お客様が当ホテルにご宿泊いただき、元気になっていただくことで、ビジネスや観光を通じた地域活性化に当社としても尽力することができれば幸いです。今後ともお客様の元気の源となるような「ぐっすり」について研究を重ねていきます。

スーパーホテルの「快適睡眠の秘密」をデータで検証
スーパーホテルでは、大阪府立大学健康科学研究室とともに「ぐっすり研究所」を設立し、快適な眠りについて協同研究を重ねています。
ここでは、スーパーホテルがこれまで実施した眠りに関する研究の成果を紹介します。スーパーホテル宿泊と検証機関でのコントロール宿泊における睡眠状態の比較や、連泊時の睡眠状況を脳波で測る検証、唾液の分析によるリラクセーションの効果、睡眠に与える珪藻土室内環境の影響について検証しています。
スーパーホテルに泊まると熟睡できる
スーパーホテル宿泊と検証機関でのコントロール宿泊※における睡眠状態の比較をしました。被験者は複数で同一人物による比較です。その結果、スーパーホテルでの宿泊は、徐波睡眠(ノンレム睡眠)のステージ3〜4 における深い睡眠時間が平均22.8 分長く、いわゆる「熟睡」していることが明らかとなりました。
※同業他社での宿泊を指し、健康科学分野での学術用語です。

スーパーホテルの室内はリラックスできる
スーパーホテルとコントロールの宿泊前・宿泊後の唾液変化を同じ条件で比較しました。※ その結果、スーパーホテルにご宿泊の場合、リラクセーション度合いを表す「s-IgA」が増加。一方、コントロールの宿泊では微増にとどまり、当ホテルをご利用いただくことによる高いリラクセーション効果が明らかになりました。
※スーパーホテルのご宿泊では温泉入浴も行っていただきました。

快適睡眠を求めてスーパーホテルとともに社会貢献
2002年5月、日本学術会議において「暮らしに役立つ睡眠学」と題した報告書が認められました。このことは、現代社会の中で、いかに多くの人々が睡眠障害に悩まされているかを物語るものであり、また健康に暮らす上において「快適睡眠」のための生活環境の改善が大変重要な課題であることを示しています。最近の科学の基本認識は、「社会のための学術」が第一に挙げられ、学術の本来の有るべき姿は、社会から真に要請され、その成果が適切に社会に還元されるものであるべきとされています。 スーパーホテルの山本梁介会長と私は、この認識に賛同し、睡眠に関する科学的知見をホテルのみならず社会に還元するための「ぐっすり研究所」を設立し、大阪府立大学健康科学研究室との産学協同研究をスタートさせました。
この頃、日本においてLOHASの理念が紹介され、山本会長はいち早くこの理念に賛同し具体的な取り組みを始めました。スーパーホテルは、健康と地球環境に配慮したライフスタイルのあり方というLOHASの理念を、日本で初めてホテルとして取り組みました。公立大学との協同研究を行い、科学的裏付けに基づいた宿泊客の健康とホテルの環境改善を実践し、その成果を社会貢献として地域に還元しています。 私たちは、今後さらにスーパーホテルとの協同研究を進展させ、LOHASの理念を中心として、快適睡眠を求めて脳生理学のみならず環境科学や行動科学など総合的視点からのアプローチを進めていきます。
さらに連泊する現れる効果
入眠までの時間が短くなる
スーパーホテル宿泊における睡眠状態を確認し、ベッドに入ってから眠りに就くまでの時間を3 日間にわたって検証しました。その結果、宿泊日数が重なるにつれて就床から入眠までの時間が平均的に短縮されることが分かりました。これにより、スーパーホテルの室内環境効果は、連泊により快適睡眠がもたらされることが明らかとなりました。

目覚めが快適になる
スーパーホテルでの宿泊で、就寝前と起床直後にどの程度眠気を催されているのか、数日にわたって記録しました。その結果、日を追うごとに、起床後の眠気自覚度が低下し、連泊するほどスッキリ目覚めていることが分かりました。

快適睡眠に近づく
スーパーホテルに宿泊した場合の睡眠内容を、複数の被験者で検証しました。その結果、宿泊当日に比べて連泊するほ 快適睡眠に近づくど睡眠のリズムが改善されました。つまり、心地のよいぐっすり快適睡眠の状態を得ることができました。

珪藻土を使った室内環境が睡眠に与える影響を追加検証
スーパーホテルでは、Lohas・JR 奈良駅店など一部の店舗で天井に珪藻土を塗ったお部屋をご用意しています。珪藻土が持つ湿度の調整機能は、備長炭の約4〜6 倍といわれており、お部屋の湿度を快適に保つ効果があります。そこで「ぐっすり研究所」では、珪藻土のお部屋と、通常のお部屋を比較し、その両方に宿泊した方7 名の睡眠時間、睡眠深度、眠気の自覚について、脳波による測定を行いました。
その結果、珪藻土のお部屋で睡眠深度ステージ3〜4 が増加した人は57%でした。また、睡眠状態の自覚を表す指標では、55%の人がよく眠れたと答え、コントロール宿泊に対して15 ポイントの差が示されました。「ぐっすり研究所」では、引き続き珪藻土と眠りの関係について研究を続けていきます。