泊まって、感じて、Lohasっていいね スーパーホテル

私たちはホテル業界を通してお客様と地域を元気にしていきます

ステークホルダー・ダイアログ

社外の協力企業や有識者とのネットワークを活用して、より良い事業活動へのヒントやサポートをいただく…常にステークホルダーと共に成長していくことがスーパーホテルの基本姿勢です。今回は珪藻土や「力水」を取り扱うお取引企業の社長様、またオブザーバーとして医学博士や消費者雑誌の編集長に参加いただき、スーパーホテルの今後のあり方について様々なご意見をいただきました。

現代を象徴するキーワードは「健康」

山本(梁)
スーパーホテルはこれまで「LOHAS」をテーマに、人と地球に優しいホテルづくりに遭進してきました。今後もこのコンセプトをさらに発展させ、より質の高い「環境」「健康」を追求した21世紀型ホテルを目指します。そんな我々の取り組みを支えてくださる方々に、本日はお集まりいただきました。
前田
消費者雑誌の編集をしておりますと「健康で長生きしたい」という消費者の志向が年々強くなっていることを実感します。人々が健康の価値を十分に認識しているからこそ、スーパーホテルの評価も高いのでしょう。これからはビジネスマンだけではなく、観光客など一般の利用も増えていくと思います。
河村
すでにその傾向は顕著です。スカイツリー人気の浅草店は観光のお客様でほぼ予約が一杯ですし、他の店舖でもビジネス利用が少ない週末に多くご宿泊してくださっています。山本(梁)これからはビジネスホテルという枠にとらわれない「宿泊特化型ホテル」へのシフトが必要でしょう。具体的に言えば「眠り」「客室環境」「水」「朝食」の質を高めるということですね。
前田
睡眠にこだわるというのも、先進的な取り組みだと思います。清水先生、現代人の多くが不眠に悩まされていると聞いたことがあるのですが?
清水
睡眠障害に悩む人は、4人に1人と言われています。睡眠に関する学会も数多くあり、最近では薬理療法だけでなく寝具や寝室環境といった日常生活の改善も効果的だとわかってきました。そんな私どもの研究結果を実際に応用しているのがスーパーホテルですが、その成果は目覚ましいものがあります。睡眠には深さに応じて4つの段階があるのですが、スーパーホテルに宿泊した場合、最も深い「ステージ4」の眠りを体験できることが実証されたのです。深い眠りは長寿とも関係が深いと言われているんですよ。
前田
それほどの深い眠りをホテルで体験できるなんて。どんな企業努力をされているのですか?
山本(梁)
ベッドや枕など寝具へのこだわりはもちろん、客室内に珪藻土を使うという試みにも取り組んでいます。珪藻土については、(株)OKUTAの山本社長からご説明願えますか?

珪藻土という自然の恵みを取り入れる

山本(拓)
珪藻土とは一口に言えば、藻類の化石からなる堆積岩です。常に呼吸する天然の岩石で、建物の塗り壁素材として今非常に注目されています。部屋の湿度を調整したり、空気を浄化してくれたり、吸音や耐火効果も優れていてまさに万能ですね。また殺菌効果もあるのでカビやダニも発生しません。当社は全国の珪藻土を試した結果、最も吸放湿性が良い北海道稚内産のものを使用しています。
山本(梁)
確かにOKUTAさんで開発された稚内の珪藻土は、他とは全く違う気がします。最初に取り入れたのが「Lohas JR奈良駅」店だったのですが、言葉にならない気持ちよさ、リラックス効果を感じました。
山本(拓)
人間の肌に最も気持ち良い湿度に、自然調節してくれる素材ですから。私は自宅にも珪藻土を使用していますが、真夏でもエアコンは不要ですね。
前田
私は締切前にはよく会社周辺のホテルに泊まるのですが、たまに禁煙室なのに煙草の匂いが耐え難い時があるんです。「臭い」に関しても珪藻土は有効ですか。
山本(拓)
消臭効果は抜群です。
前田
今、ものすごく売れているのが洗濯物に香りをつける柔軟剤なんです。現代の消費者は「臭い」に非常に敏感ですから、大切なことですね。
清水
女性の嗅覚は男性の40倍と言う説もあります。
山本(梁)
それは驚きです。今後、レディースルームには必ず珪藻土を取り入れるなどの工夫が必要ですね。

「水」のチカラを健康づくりに役立てる

山本(梁)
珪藻土と並んで、スーパーホテルのもう一つのこだわりが「水」です。お客様に提供している「力水」は、このたびモンドセレクションの金賞を受賞しました。(株)唐津屋さんのご協力には本当に感謝しています。
唐津
「力水」は、鹿児島県霧島の大地120mの地下から湧出した天然水を、さらに「MICA加工」したものです。カルシウム、マグネシウムなどミネラルが豊富な健康飲料水なのですが、それをMICA加工することで、水の分子をさらに活性化させています。
清水
MICA加工というのは、水を加圧しながら特殊な鉱石と接触させ、分子運動が活発化した水に変化させる技術です。地球誕生時に存在した水は、そもそも高いエネルギーを備えていたと言われますが、何億年も経つうちに劣化してきました。そんな原始の頃のエネルギー状態へ人工的に戻すという、画期的な方法です。
唐津
清水先生がよく「水もいつか薬の一種になる」と言われるのですが、これはまさにそうではないかと。特に寝起きの1杯は体にとって大切で、睡眠中に排出された水分を補給する役割があります。スーパーホテルで「力水」を提供することは、お客様の健康づくりをサポートすることにつながると思います。
前田
私は鹿児島出身なのですが、霧島という土地は本当に神秘的です。土地の"気"が違うというか。
唐津
今流行の言葉ではパワースポットですね。しかも「力水」は霧島神宮の中から取水しているんです。日本中探しても、神社の中で汲み上げている水は他にはないと思います。
山本(梁)
私は何ごとも自分で試してみないと気が済まない性分で、「力水」もずっと飲み続けているのですが、明らかに体質が変わりました。顕著だったのは尿酸値で、臨界ギリギリだったのが正常に戻ったんです。もちろん個人差はあると思いますが、たかが水、されど水ということを感じました。

朝食への新たな取り組み

前田
やはり体に取り入れるものが健康を大きく左右するという点では、水と同時に「健康朝食」もスーパーホテルの大きな魅力です。無料というのも嬉しいんですが(笑)、無料にも関わらず非常に高いクオリティで提供しておられますね。
山本(梁)
ぐっすり眠った後は健康朝食で力をつけて、それそれの地域で元気に活動していただく…そこまでが“地域の応援団”としての私どもの役割だと思っています。
前田
具体的なこだわりを教えてください。
山本(智)
経営品質部としては、健康朝食を始めた頃から厳選した素材のサラダを提供することを心掛けてきました。2012年からスタートした新たな取り組みは、「お米」と「ドレッシング」のクオリティを上げることです。お米については、米どころでもある石川県小松市の農家と提携して、農薬を従来の半分以下に抑えた特別栽培米を大阪府下の店舖で導入します。またドレッシングはオリジナルブランドを作りました。保存料・化学調味料は無添加で、植物性の乳酸菌入りが特長です。さらにアレルギーをお持ちの方でも気にせず野菜をモリモリ召し上がっていただけるよう「アレルギー特定原材料25品目不使用」。味に関しても、お客様の95%に「おいしい」という評価をいただいています。
前田
それは食べてみたいですね。宿泊されるお客様の中で、朝食を召し上がる方はどのくらいの割合ですか?
河村
75%くらいですね。ふだんは朝食を取られない方も「健康朝食」なら食べて出かけようか、という声を聞きます。
清水
朝食を食べると脳が活発になりますし、摂食リズムを整えるためには不可欠です。摂食リズムは1日のカロリーを、最低でも3回、できれば5回くらいに分けて取るのが理想的です。そうすればインシュリンが糖を中性脂肪に変えるのを抑えてくれるんですよ。これが健康、ひいては長寿の条件と言えるでしょう。

地球と人を元気にするホテルを目指して

山本(拓)
睡眠、水、食事・・・スーパーホテルに宿泊するのはまさに「健康づくり」そのものですね。
唐津
人に優しいホテルであることを、今日、心から実感しました。これに加えてエコ・ファースト企業として地球環境への配慮もなされていることが驚きです。
山本(梁)
「エコ泊」や「エコひいき」など、私どもがお客様と一緒に様々な取り組みを行っているのは、一種の「価値創造」でもあるんです。心理学の本などを読みますと、人間には至福ホルモンというのがあり、それが出るのは「自分に良いことをした時」と「周りに良いことをしてあげた時」だそうです。すなわち自分の健康に良い経験と、地球環境に良いことをした経験。どちらも同じ効果なのです。
前田
面白いですね。至福ホルモンを創り出すホテルなんて、非常に賛沢な気がします。
清水
「世の中に貢献した」という満足感から創出される至福ホルモンは、長寿遺伝子もオンにするということが、最近の研究でも発表されているんですよ。
山本(拓)
長寿は深い眠りとも関連するんですよね。
唐津
つまり、あらゆる角度から長寿遣伝子を活性化させるホテルということですか。
山本(梁)
最終的には、そこを目指したいですね。しかし、そんな目標の実現も皆さんのご協力があってこそ。今後も末永く、よろしくお願いします。

スーパーホテルとステークホルダーとの関わり

スーパーホテルは主なステークホルダー(利害関係者)を、「お客様」「お取引先」「地域社会」「社外有識者」「従業員」の5つに想定しています。親密なコミュニケーションと誠実な事業活動を通じて、それぞれのステークホルダーが求める期待に応えること…それが即ちスーパーホテルの企業価値向上につながると考えています。

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