歴史から知る

ゼロからのスタートだからこそ
常識に縛られない、自由なチャレンジができる

 創業者・山本梁介は、繊維商社を経て30歳目前に不動産事業を興し、賃貸オフィスビルの経営、シングル向け賃貸マンション経営、分譲住宅販売などを経て、1990年に熊本県水俣市に『ホテルリンクス』を開業し、ホテル業に乗り出しました。

 この経歴からわかるように、山本にはほとんどホテル業での経験はありませんでした。逆にそれがいままでになかった視点を生んだのです。

 「賃貸マンションの契約期間は1~2年。契約を更新してもらうために、防音や住みやすさ、暮らしやすさを充実させようと注力する。ホテルも視点を変えれば、1泊契約の賃貸のようなもの。マンションのノウハウが活かせるはずだ」と、眠りを妨げない防音・静音設計の客室を作りました。

 また、それまでの主流であった豪華な外観・内装にも疑問を抱きました。「お客様がホテルに滞在されるのは平均10時間。そのうち7~8割は寝ている時間。電灯を消せば何も見えず、感じるのはベッドと枕だけ。それを考えると、必要なもの、必要ないものが見えてくる」と、まず客室から電話を撤去。また、コンセプトである「安全・清潔・ぐっすり眠れる」を軸に、自分に合った枕をお客様が選べるよう用意したり、朝に急がなくていいようにノーキー・ノーチェックアウトの仕組みを作ったりという取り組みをしてきました。一方で、「リピートされるホテルでなければならない」と接客には特に力を入れ、人材の育成を行いました。

 型破りなこれらの仕組みは、当初は奇異の目で見られましたが、宿泊されたお客様からは好評をいただき、リピート率70%を誇るホテルへと成長。2009年以降は、顧客満足度指数でホテル業界1位を何度も獲得するなど、多くのお客様に支持されています。

 09年にはLohasシリーズ1号店を開業。業界でもいち早く健康と環境に配慮するホテルを確立。11年に環境省エコファースト企業に認定されています。地産地消の無料朝食や太陽光発電事業のスタートと、エコへの取り組みは進んでいます。

 16年には清掃部門を事業化し、株式会社スーパーホテルクリーンを設立しました。今後は蓄積されたノウハウを活かし、介護や人材育成といったホスピタリティ産業での新規事業の設立も積極的に進めていく予定です。

2009年開業 Lohasシリーズ1号店 スーパーホテルLohas JR奈良駅

自分のアイデアで
多くのお客様を笑顔で元気に

 スーパーホテルの客室には、電話がありません。これは業界でも特別なこと。理由は「電話の鳴らない環境でぐっすり眠っていただきたい」から。そんな一風変わった仕組みが、約20年の歴史の中でたくさん生まれています。現在も、お客様からいただいた声を元に社員が様々なアイデアを生み出し、実行に移し、多くの感動を創り出しています。私が入社を決めたのは、スーパーホテルの高いホスピタリティに、情熱と人を想う気持ちを感じ、共感したから。フロント業務で経験を積み、将来は自分も店舗を良くする提案をたくさん行いたいと思っています。

フロント

吉田 滉一

2016年入社